NIPPONIA 田原本 マルト醤油

奈良最古の醤油蔵に泊まる

田畑に囲まれ、大和の原風景を望む。

奈良県 田原本町

天から稲穂を携え舞い降りた
「三穂津姫(みほつひめ)」を祭る土地、田原本。
“生命”と“成⻑”を司り、日本の食文化の原点となったこの地には、
300余年の歴史を刻む醤油蔵が眠っていました。

1689年に創業した『マルト醤油蔵元』。

かつてこの蔵では、光・水・土に恵まれた地の利と人の和に、
時を重ね合わせ、天然醸造の醤油を育んでいました。
古から変わらない田畑の原風景。

大和の伝統的工法を用いて建築された歴史ある醤油蔵。
今なお息づく地域の営み。

こののどかな地で、醤油蔵に70年眠り続けた菌が命を宿し、
新たな穣り(みのり)を味わう時をつくります。

マルト醤油について

1689年に創業した、マルト醤油醸造所 奈良最古の醤油蔵元「マルト醤油」

奈良最古となるマルト醤油は、地元産原材料と天然醸造製法にこだわって、
丁寧に醤油づくりを続けてまいりました。

⾵味豊かなお醤油は皇室御⽤達でもありましたが、⼤戦後、⾷糧難により閉業。

それから70年を経たいま、眠っていた蔵元の再興をかけて、宿として新たに開業いたしました。

マルト醤油について

築130年の醤油蔵に泊まる 職人の日々に想いを馳せて
醸造の歴史が薫る宿

奈良盆地のさまざまな所から多くの人々が醸造に携わり、
マルト醤油蔵元を守り継いできました。

大和川周辺の肥沃な大地から収穫された
原材料から醸造が行われ、
初瀬川(大和川)を利用し魚梁船(やなぶね)で
醤油や酒が出荷されていた当時。

客室のコンセプトは、
かつての醤油蔵元の使われ方を基に設計しました。

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食文化の原点で堪能する素材の味 こだわりの醤油と季節の食材で
地域を丸ごと醸し、食する

田原本は、食材についても
たくさんの"はじまり”を生んだ土地。

地元の原材料でつくった醤油を、
季節の野菜と掛け合わせ、
地域の食材を丸ごと醸して、料理にしました。

雨の日も風の日も、手塩にかけて育て続けた
農家さんの想いも一緒に、味わっていただきます。

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日本のはじまり、大和国中 醸造文化発祥の地で
原点に還り日々を見つめる

大神神社の后神を祀る村屋神社を有し、
醸造文化発祥の地・農業・食文化の
原点でもある田原本。

田畑が広がる町の表情は、
季節や天気により日々移ろいます。

この日本のはじまりとも云える土地で
自然に囲まれ原点に還り、日常生活や大切な人やもの、
自分自身を見つめるきっかけになれば幸いです。

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代表の想い

“近くに居ると気付けない大切なもの”

私にとって70年ぶりの醤油蔵元復活が、地域の大切なものに触れるきっかけになりました。
ここは、日本のはじまりと言える地域で、
日本人が自然に対する敬意・畏怖を抱き2000年間、この大和の原風景を守り継いできました。
私達はそこに神の存在を感じ、食の大切さを学んできたのです。
醸造も発酵する光景に神を見ました。
現代に生きる私達が感じることが出来なくなっている感覚が古代にはあったのかもしれません。

今一度、私達日本人の原点を共に垣間見ませんか?
家族・夫婦・恋人・親友・自分自身に対し忘れかけていた大切なものを与えてくれると思います。
皆さまと共に大切なものを醸していける事を心より楽しみにしております。

マルト醤油 18代 木村 浩幸

NIPPONIAは、消えつつある古民家を起点に、地域の営み・生活・文化などを丁寧に掬い取り、
心を込めて養い、新しくも懐かしい郷として再生する取り組みです。

「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」は、豊かな地域資源が色濃く残るこの田原本において、
歴史あるマルト醤油を中心に、地域の新たな営み、関係性を育むために歩み始めます。

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