原材料

マルト醤油がもっともこだわるのは、地元産の原材料です。
大和川周辺で育てられた大豆や小麦、この地に流れる水、この地を吹く風があって、 はじめてマルト醤油ならではの納得できる醤油が生まれるのです。
昔と変わらず今も、豊かな農作物が育まれる田原本の原材料で仕込み、 丹精こめて醸される醤油の風味は、まさに風土の味わいです。

醸造屋敷と蔵つき酵母

マルト醤油の建物群は、「大和棟」と呼ばれる特徴を残す伝統的な醤油醸造屋敷です。
醸造蔵をはじめとする建物、蔵に残されていた江戸期以来の道具類、 そして330年にもわたって蔵に棲みつき命を繋いできた酵母菌。
代々受け継がれてきた醸造の環境があってこそ、マルト醤油ならではの風味豊かな醤油が造られるのです。

天然醸造

蔵の中から発見された古文書をひもとき、再現されたのは、添加物を一切使用しない天然醸造製法。
厳選した地元産大豆と小麦にて丁寧に仕込み、じっくりと発酵させ、2年をかけてゆっくり熟成させる。
丹精こめた天然醸造による醤油造りもまた、地元産素材と並んで代々引き継がれるべき、マルト醤油のこだわりです。